| SCENE No.1:フルモンティー |
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■笑わしてくれた2つのシーン■
映画:フルモンティー('97)英
監督:ピーター・カッタネオ
出演:ロバート・カーライル、トム・ウィルキンソン・・他
簡単ストーリー:イギリスのとある町、不況により製鉄所の撤廃、失業した男たちが大金を稼ごうと始めたのが、男性ストリップショー。そしてこのショーの売りが、フルモンティー=(すっぽんぽん)。
6人の男たちが繰り広げるコメディー作品。
はたしてどうなるのか・・・? |
| ●上のシーン、再就職のため、面接を受けてるジェラルドに対して、ジェラルドの家のノーム人形を使い面接の邪魔をしている、ガズとディブのふたり。・・・このシーンでは笑いのつぼに入ってしまった。なんともしょーもない邪魔の仕方に・・・しばらく笑いが止まらない、映画館の中で回りは割りと冷静なのに、顔を真っ赤にしながら涙目で、口を手で押さえ、「ブフォ、ブフォ」っと咳払いのふりをしながら、更にその自分がおかしくて・・・つらい。重要な会議中、ふとしたことで思い出し笑いをして、必死にこらえるあのつらさ、公衆トイレで便座に座ってる時、その自分がおかしくて笑ってしまい、これはやばいとこらえる自分が更におかしく笑いが止まらないあのつらさ(これはないかっ!)。この後、ジェラルドが怒って、深刻な状態になるのに、私はしばらくの間、真っ赤な顔の涙目状態でつらかったと言うシーンであった。 |
●右のシーン、職業安定所の受付待ちで並んでいる男たち、館内放送で、聞きなれた音楽が流れ出す。日ごろの練習の成果が現れ、自然と身体が踊りだすと言う有名なシーン。
この手のシーンが大好きな私は、これ見たさにビデオを借りたくらいである。この辺の頃から、おやじダンスが流行始めてきたんじゃないかあ?
私を含め、この腰の動きを真似した男たちが何人いるだろうか?と思ってしまうシーンである。 |
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| SCENE No.2:少林サッカー |
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■嬉しくて涙が出てしまう・・・■
映画:少林サッカー('01)香港
監督:チャウ・シンチー
出演:チャウ・シンチー、ン・マンタ、ヴィッキー・チャオ
簡単ストーリー:その昔、サッカー仲間(ハン)に裏切られ落ちぶれたファンが、ふとしたことでクズ拾いをしながら少林拳を広めようとしているシンに出会う。
ファンはシンの足の凄さに驚きサッカーをすすめる、そして少林拳の仲間と共にサッカー大会に出場するが・・・ |
●上のシーン、太極拳を使い、見事に饅頭をつくるムイを見たシンが、突然歌いだしその感動を表現する・・・はっきり言って笑った、この手の笑いが好きな私はすごく嬉しくなってきた、そう、笑ったと言うより嬉しかった(こんなシーンをつくる監督がまだいたのかと・・・)一見しょーもないギャグのように思えるが、娯楽映画に欠けていた何かを見つけたような気がした。映画なんだからこのくらい遊んでもいいんじゃない!?
このあと、昔の夢を思い出した人々の目が燃え上がり、みんなで踊りはじめてしまう流れにも笑った。
難しい映画もいいけど、このくらい娯楽に徹した映画もいい。 |
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| SCENE No.3:ユージュアル・サツペクツ |
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■この俳優を初めて知った■
映画:ユージュアル・サスペクツ('95)
監督:ブライアン・シンガー
出演:ガブリエル・バーン、スティーブン・ボールドウィン、ケビン・スペイシー・・他
簡単ストーリー:銃強奪事件で集められて5人の男たち、この男たちを巻き込んで起こるさまざまな事件、その真相はいかに・・・? |
●警察の所長室?でのシーン、キント扮するケビン・スペイシーだが、私はこの俳優をこの映画で初めて知った。実はユージュアル・サスペクツは奥さんに無理やり連れて行かれた映画だが、これを観てなかったらあまり注目しなかったと思う。この後ケビン・スペイシーが出演している映画をよく観るようになった。映画の内容はここでは控えるが、とにかくケビン・スペイシーの演技はうまい!
ユージュアル・サスペクツっと言うと頭に浮かぶのが、この椅子に”へナ”って座ってるシーン、そして気に入ってるシーンである。 |
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| SCENE No.4:ショーシャンクの空に |
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■爽快な気分にしてくれる■
映画:ショーシャンクの空に('94)
監督:
出演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン
簡単ストーリー:妻と愛人のゴルファー殺しの罪でショーシャンク刑務所に入れられたアンディー、その刑務所での生活の中で、希望をもって生きていく。
同じ囚人のレッド(調達屋)の語りでストーリーが進行していく、ヒューマン作品。
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●上の挿絵のシーンはコメントを控えて(ビデオ観て!)、劇中2回ほど出る、アンディーのゆったりとしたシーンがある。それは刑務所の鬼主任からビールの差し入れ時に、屋上の端っこでゆったりと、ビールをのむ仲間を眺めるシーン。もう一つはフィガロの結婚と言うレコードを流している時のシーン。仲間を癒したいだけなのか、ただ自分の満足感だけなのか・・・すごく気になるシーンである。
セリフの中に「必死に生きるか、必死に死ぬか」、「希望は力をくれる」などとあるが、思わず泣けるラストシーンはこのセリフがきいている。 |
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